コーチ、カウンセラー、キャリアコンサルタント・対人支援職の方へのTA(交流分析理論)に基づいたスーパービジョン
なぜスーパービジョンが必要なのか
人の相談を聴く専門家の方も一人の人間です。
落ち込むこともあれば、腹の立つこともある。日常の中で心が動くこと、気になることがあれば誰かに話を聴いてもらうことが大切と一番知っている人だからこそ、相談先が必要です。
『TAスーパービジョン』と『スーパービジョン』の違い
『スーパービジョン』とは、例えば、カウンセラーがカウンセリング力向上のために、カウンセラー(スーパーバイジー)が担当したケースについて指導者(スーパーバイザー)に意見または指導をお願いし、面接過程についての意見を求め、今後の面接・指導・治療に活用することを言います。
『TAスーパービジョン』は、コーチ・カウンセラー・キャリアコンサルタントがクライアントとの関わり方において、その人特有のやり方やクライアントとの関係性をTA(交流分析)の考え方で観察します。クライアントとの間で起こっていること、自分自身のことで気にかかっていることをスーパーバイザーに話すことで、必要のなかった考え方や思い込みに気づき、新しい考え方へと変化させていきます。TAスーパービジョンを受けることにより、クライアントさんとのセッションをよりよいものにしていくことができるのです。TAスーパービジョンは、健康診断のようなもの、自分では気づいていない視点が加わり、自分自身の成長へとつなげることができます。
どんなときにスーパービジョンを受けるのか
- 自分のまわりで起こったことで落ち着かないことがある
- 仕事・家庭のことでの悩みや不安・モヤモヤ
- 誰かに話したいと思うことがある
- クライアントさんとの間でうまくいっていないと思うこと
- TAの視点から今の問題を観察したい
- 次のセッションの進め方のヒントを得たい
- 交流分析でクライアントさんをアセスメントしたい
あなた自身の内面で起こっていること、外在化している問題をスーパーバイザーに話すことでスッキリとさせます。話す中で気づく自分のクセや思い込みを手放すこともできます。
何度も起こる同じパターン・考え方のくせに気づくことができます
うまくいかない原因の一つであるそのくせやパターンは、自分ではなかなか気づくことは出来ません。
たとえば
- ついアドバイスしたくなり、結果的にクライアントの自律を妨げてしまう
- クライアントさんとの間で起こっている心理ゲーム
- 何かあると自分が悪かったんだと自責の念にかられる
- 同じようなことを繰り返している感じがする
- 堂々めぐりになっている
スーパービジョンを受けることで、あなたのパターン、行動のくせに気づくことができます。
その気づきから、思い込みの修正、実際に行動に移すことをスーパーバイザーと探していきます。そうすることで、どんどんクライアントさんとのセッションが良い方向へと変化します。
スーパービジョンの流れ
何について話したいのかうまくいかない原因の一つであるそのくせやパターンは、自分ではなかなか気づくことは出来ません。
たとえば
- スーパービジョンで何を目標にするのか明確化します
- 何について話したいのか、そのことがどうなればいいのか「コントラクト」(手に入れたいもの)を明確にします。
- 話したいテーマについて話していただきます
- スーパーバイザーからの質問により、目標達成に向けての方法や行動を考えます
- どのような一歩から始めるか行動を促します
1回のスーパービジョンは、30分
スーパービジョン料金
スーパービジョンは1対1で受けていただきます。
対人支援職の方だけでなく、上司や先輩として人の相談に乗ることの多い方にもオススメです。
【対面】スーパービジョン(30分) | 8,000円(税別) |
【Zoom】スーパービジョン(30分) | 8,000円(税別) |